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Art of War ファーストクイーンと歴史とサッカーのページ
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 ここでは、FQ1の各国や各組織各人について、当時の地勢や歴史を鑑みた上での最適戦術戦略を考察し、現実のゲーム内とのギャップと「なぜそのギャップが生じたか」を論じる場所です。
  キャメロットの歴史と今回の戦役から見た考察
 

キャメロットは、ヒュリアのあった場所に新しく興った国です。

 一時は内乱によって国威が衰退していた時期もあったようですが、この時代ではバランスの取れた強国だったようです。

 ことに防備には力を入れており、キャメロット城は天下無双の名城として名高いものがありました。近衛騎士団の強さも有名でした。

 

 この度の戦役においては、女王キャサリンによる調略を最も受けていたらしく、国王が優柔普段であったこともあって動く時機を逸しています。リッチモンド伯が勝ちつづけることで行動機会を得たようですが、そうでなかったら為す所無く戦役を終えていたでしょう。エドウィンのロト王の消極性はまだエルフの国を保つという見方において正しいとは思われますが、このユーサー王の消極性ははっきり言ってです。

 

●こう戦えばより良い戦いが出来た

 まず、エドウィンと同様、この国も自国の持つ力が他国の警戒を呼びかねないものということを正しく認識する必要があったでしょう。この国こそ、いち早くオルニックの南侵に抗して立ちあがるべき国でした。位置も丁度良く、軍隊も強力であり、文弱に流れつつあった当時のカーディックより余程頼り甲斐のある国でした。リッチモンド伯が自国が滅びて後、この国を頼らなかったのは歴史の謎です。

 

 この国に必要だったのは、決断による迅速な行動だけです。エドウィンと違って決断に猶予はなかったでしょうが、間に合わなかったことは絶対に無いはずです。

 オルニックが南侵の意図を明らかにした時点で、レジンプの丘など中部の要衝を占領して阻止の意図を明らかにし、反オルニック勢力の拠り所として立てば良かったのです。本国の防備は上記の如くFQ史上最強と言って過言では無いことですし、それにこの国の精鋭を加えれば十分オルニックの大軍に抵抗できたはずです。そうすれば中部のドワーフや南部の弱小国を糾合することは容易かったでしょうし、うまくすれば南部同盟の中核となってカーディックやエドウィンを同盟の一部としてしまうことも出来たかもしれません。

 一瞬の決断の躊躇が国勢の衰退を決定した、それが史実でのこの国の有り様でした。

クョスコニョ    [1] 
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「ど」の字 Presents.