物語では最難関の一つとなる、サラスの雪山で頑張る敵アーマーシューター部隊。
この部隊をどのようにして撃退し、山道に橋を架けるか。
正攻法から奇襲まで、楽な方法から魅せる方法までを考察してみました。
●サラスの山道の状況。
サラスの山道は、北部山岳地帯の東側という場所柄から、平和な時代には北部と南部を結ぶ細い街道が通っていました。元はリッチモンド領だったようですが、オルニックとの抗争時代にオルニックの手に落ち、それ以降はオルニックの最精鋭弓兵に確保されてきました。ある程度以上南部連合が北進してくると、南部連合の侵入を許さないようにこの山道の桟道は落されてしまいます。
結果として、サラスの山道は南下からは決して抜けられない道になってしまっているのです。抜けられないままに上に陣取る敵兵と撃ち合おうにも、最精鋭弓兵との撃ち合いでは分が悪いのです。
●何故この山道を確保して桟道を架ける必要があるのか。
この山道を通らないと、オルニック本領には兵士が送りこめないからです。オルニック平原(決戦場)はオルニックが再編成した兵士たちで溢れており、単独部隊ではどれほどの精鋭でも力負けしてしまいます。それを避けるために、南部連合も後詰めの兵士を派遣する必要があるのです。
●桟道を架ける手順のこと。
この桟橋を保守点検してきたのはリッチモンドの領民たちですが、先のオルニック侵攻に抵抗したことでリッチモンド村にて殺されてしまっています。この領民を何とかして蘇らせ、次いで山道に頑張っている敵兵を追い払わないと作業をさせられません。
領民蘇生のためには、ドラゴンが持っている蘇生の玉が必要です。まずドラゴンと戦って手に入れてください。全てはそこからです。
●注意事項
サラスの山道から敵兵を追い払っても、油断はしないで下さい。敵はサラスの山道の桟道が開通したのを知ると、再確保のために部隊を派遣してきます。ここを再び奪われると、またもや桟道を落されてしまいます。
(1)シナリオライターが意図した正攻法的攻略方法
この物語では、オルニックの本領に踏みこむルートは二つあります。一つはサラスの山道を登ってオルニックの谷に入る方法です。もう一つは人の通えぬサラスの雪山を通り抜けていく方法です。つまり、サラスの雪山→オルニックの谷→サラスの山道の北側というルートを辿れば、山道に陣取る弓兵たちとの白兵戦に持ち込めるのです。
しかしサラスの雪山は万年雪に覆われており、兵士たちの体力を瞬く間に奪っていきます。通常の手段では、ここを通過するのは無理です。ここを通過する手段は二つあります。一つはベニック湖沼に住む過去の世界の魔女にもらった太陽のアミュレットを使って雪をある程度どかし、敵兵を掃討して突破するというものです。もう一つはかなり無理のある方法ですが、先に敵兵を排除した上で、死んだ時に体力を回復するキリストの十字を持ったリーダーが体力を奪う雪の中を強行突破して北に抜けるというものです。
ただ、サラスの山道に陣取る弓兵に白兵に持ち込んでも、彼らは大変な白兵戦能力を有していますので、油断をすると部隊壊滅によって山道の確保を失敗するという悲惨な結末を迎えることもあります。サラスの山道へ白兵戦を仕掛ける以上、失敗は許されません。最精鋭部隊をもって当たりましょう。
(2)空を飛んで攻撃する、反則的攻略方法
南部連合には、飛行して敵を攻撃する事の出来るユニットが2種類存在します。一つは、エルフの同盟軍であるバードマン部隊。もう一つは、修道士が修業を積んで魔王と謁見することでクラスチェンジする魔術師です。
何故かバードマンはこの近辺では呼び出せないので、 魔術師によって攻撃することとなります。その場合は、コウモリに姿を変えて崖を飛び越し、白兵戦の出来る場所で分身の術を使ってから白兵戦に突入しましょう。良く鍛えられた魔術師ならば、1対1の戦いでも最精鋭アーマーシューター相手に勝利することは出来ます。分身を呼び出してはコウモリになって飛んだりして、少しずつ敵を減らしていってください。決して不可能ではありません。
なお、アーマーシューターに対しては「Nova」の魔法は良く効き、一気に全員を倒すことが出来ます。しかし、指揮を執っている4名の金色の兵士たちは一切魔法が効きません。彼らに対しては、なんとかして分断した上で一人ずつ分身の術などで倒していってください。
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