ここでは、部隊の効率良い鍛え方について考えていきます。
素早く部隊を高レベルに育てるのは、タイムマネジメントという点でも大変に重要です。そのためには、このゲームのレベルアップシステムを理解する必要があります。
このゲームにおいては、レベルアップ判定は白兵戦で敵に攻撃を成功させた際に行われます。また、レベルアップ判定はカウント方式ではなくランダム方式で行われているらしく、かなりの長時間敵と戦ってもレベルアップしない時もあれば、立て続けにレベルアップすることもまれにあります。
レベルアップしやすい兵士は白兵戦の攻撃成功率DXが高い兵士であると言えます。
また、DXを上昇させるアイテムはレベルアップを助ける効果もあるということになります。
この考え方を演繹すると、レベルアップをさせやすい理想の敵ユニットは、攻撃力ATと攻撃率DXが低く、防御力DFが大きい敵ユニットということになります。また、これに加えてHPが減少したら退いて回復したり止まって回復したりする行動属性を持っているとさらに役立ちます。
この考え方をさらに進めていくと、攻撃力ATパワーアップするアイテムはレベルアップには適していないことも理解できます。
具体的にはどういうユニットが適しているかというと。
(1)南部に広く分布する草原に居る芋虫
彼らは味方に対して近づくことをせず、追い詰められないと接触してきません。その全ユニット中でも最弱の攻撃力とは裏腹に、固い表皮は高い防御力と弓の射撃に無敵という特徴を持っており、とにかく弱いユニットを育てるのに適しています。弱いユニットとは言いましたが、だいたい攻撃力ATが8〜9あたりになるまではお世話になれます。
(2)南部のフォース海岸の南と北に生息するワニ
味方に対して三々五々近付いてくる属性を持っていますが、その速度は遅く水辺に入っていないなら逃げるのは容易いです。最弱レベルのソルジャーやシューターでなければなんとか戦えますし、ある程度叩くと相手は逃げて回復するので、中期の育成に適しています。
(3)フォース海岸と海岸の南に生息するサメ
陸に上がれないという要素が育成には大きいです。集団行動をしますし海上では速い速度で移動できますので、不用意に海中に入ると殺される危険性もありますが、味方を安全地帯に固定して置いておけば一人ずつサメの待つ海辺に歩いていって延々と叩き合いのレベルアップができます。サメはHPが低下すると停止して回復するので、やりようによっては最大レベルになるまで彼らと叩き合うことができます。攻撃力ATが12あたりになると、さすがにサメといえども鎧袖一触になってしまいますので、そうなったらあとは実戦で鍛えてやってください。
味方を最も鍛えるのに適した場所は、初期では芋虫が狭い場所で発生するシェフィールドの南にある草原で、中期以降ではワニやサメが最も大量に生息するフォース海岸の南です。狭い地域に大量にサメが生息するフォース海岸も、鍛える場所として適しています。
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