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Art of War ファーストクイーンと歴史とサッカーのページ
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 ここでは、味方となりうるユニットたちの、純軍事的な能力への考察をしていきます。かなり「俺的」ユニットの使い方になってはいると思いますが、どうか笑って眺めてやってください。

 

 また、すでに敵として確定している各部隊の特徴と、その部隊を構成するユニットの特徴もここに書いていきます。

 ただ、このゲームでは敵軍の序列と能力を見ることが出来ないので、概算でしか論じていません。もしかしたらデータの抜けなどあるかもしれませんが、どうかご容赦下さい。

  味方部隊の考察
 

カーディック城の残存部隊

 

 カーディック軍の総指揮権を委譲されたリッチモンド伯が最初に目にすることになる兵力は、全くと言って良いほど訓練されていない12名からなる部隊です。しかもそのうちの半分は訓練自体が難しい弓兵です。絶望的な戦況ではありますが、オルニック軍に対し最期に一矢報いてやろうと兵士たちは意気を揚げています。

 すでに彼らと邂逅を果たした時点でコンスタンティン卿の部隊と連絡が取れており、これが唯一の兵士ではないと分かってはいるのですが、やはりこの先々を考えるとどうしてもこの部隊のソルジャーは鍛えざるを得ません。

 

 彼らをはじめとするカーディック軍の兵士を鍛え上げるのが先か、オルニック軍がカーディック城に突入してくるのが先か。

 時間との競争は、まさに彼らと出会った瞬間に始まるのです。

 

 

ジェーンとそのファンクラブ

 

 カーディックの町で待っているのは、ソフィア王女の学友である女戦士ジェーンとジェーンを慕う者たちで作られたファンクラブの有志たちです。

 気合いを入れて鎧兜など整備しているジェーンですが、実は彼女の実力はあまり大したことはありません。それよりも重要なのは武器チェーン店オーナーのロレンスとその他6名の男たちです。自分のモノでもない女のために戦場に出るだけあり、彼らの根性は座っています。後にロレンスは舶来ものの鎧を手に入れてボウファイターになりますが、その他6名はさらに凄いクラスチェンジをします。この6名は、このゲーム唯一の三段成長をするユニットたちなのです。この6名が完全な成長を遂げてナイトに叙されたなら、決戦場のオルニック軍にもそうは負けません。三国志演義の関雲長・張翼徳もかくやという程の戦い振りが見られるでしょう。

 また、ロレンスが南部連合に居るために、南部連合は武装や物資の円滑な運用が出来ています。それを思うと、彼らを南部連合に引き入れたジェーンの功績は本当に大きなものがあります。

 

 

カーディックの先遣隊

 

 カーディックの騎士コンスタンティン卿に率いられたなけなしの精鋭たちは、ゲーム開始時点でソルズベリーの砦まで前進しています。シューターのレベルは一向に上がっていないのですが、ソルジャーたちはそこそこレベルアップしており、今後の戦闘の中核としてかなり頼りになります。ただ、まだまだ鍛える必要があるのは事実です。

 この部隊は、最初からリッチモンド伯が指揮権を掌握している数少ない部隊の一つです。

 

 

アンレーの町の義勇兵たち

 

 アンレーの町で出会うのは、ややマッドがかった祈祷師と、冒険を求めて国を出てきたアラン王子に率いられた部隊です。伸びしろが少ない即戦力のアーマーシューターはさておくとしても、伸びしろの大きいソルジャー、そして色使いの下品な王子様は大変に使いでがあります。頑張って鍛えましょう。

 

 

牧師さんと修道士たち

 

 この人たちは、真っ先にオルニックに向かって突入していった部隊だけのことはあって、他にほとんど例の無い火力という要素で敵と戦う者たちです。白兵戦の要素では防御がやや固い他は見るべきものもないのですが、遮蔽物を無視して攻撃できる火球の威力はやはり大きいです。

 修道士をまとめて導くはずの牧師マークはすでに端に追いやられており、今は修道士ミカエルが臨時に指揮を執っています。

 彼らは大切にすべきです。移動がかなり遅いという短所はあるものの、他の兵種には真似のできない打撃力はあちこちで重宝します。

 

 

ご隠居様と助さん格さん

 

 一見何と言うことも無いご老体と随員のように見えますが、その実態はユーサー王に王位を譲って隠居したキャメロット国前国王とその護衛騎士たちです。

 ご隠居の戦力は大したことは無いのですが(ただし攻撃力が無いだけで防御力は万全ですので、例えばエクスキャリバーを彼の手で獲得すると恐ろしいことが起こります)、助三と格之進は冗談でなく『水戸黄門』の活劇を髣髴させる凄まじい戦力です。

 この三人の欠点は、部隊人員を増減できないことに尽きます。もし敵の部隊とぶつかったら、敵将を叩き倒して寝返りを待ちましょう。この部隊に精鋭ランスの10人も付けば、とてもじゃありませんが敵が手を付けられない戦力になります。

 
 
チビドラゴンのこと

 

  このたった一匹で戦列に加わってくるドラゴンは、代々そういう外回り修行をする竜の一族の慣習に従って南部連合にやってきます。

 HPがあり、高い受け率があり、固い装甲があり(矢にも強いみたいです)、南部連合内でもそうは居ない怪力の持ち主でもあります。また、口から火の玉を飛ばすというワザを持っていますので、のっけから主力として働けます。しかも、この竜の子供にはかなりの伸びしろもあるのです。

 完全無欠といって良い万能ユニットですが、それだけに殺されるとかなり口惜しいので、図に乗らずちゃんと見てあげてください。そうすれば、最後の戦闘に至るまで頑張ってくれるでしょう。

 ただ一つの欠点は回復率が悪いことです

 

 

アマゾネスたち


  アマゾネスたちは、フォース海岸の南に村を造って住んでいる民族です。味方になると、選りすぐりの女戦士たちがチームに加わってきます。彼女たちの特徴は攻撃速度と回復力の大きさで、レベルマックスになると回復力14あたりは確保してきます。HPもこの頃に仲間になる兵士たちとしてはかなり大きなはずで、後期になって最大HPが頭打ち傾向になるまでは主力級の活躍ができるはずです。ただ、人数が少ないという大きな泣き所はあります(10人しか居ません)。

 

 もし敵に回してしまったら、とにかく相手に回復を許さないように数で押し潰す戦い方が有効です。ありったけの兵力を掻き集めて迎撃しましょう。その迎撃兵士たちもソルジャーならマックスレベルになるくらい育てないと危険ですが。最も有効なのは、仲間になったばかりの半魚人をぶつけることです。これならほぼ確実に勝てます。その際、働きの悪いワニは外して精鋭兵士に替えておくと、より一層確実です。

 

 

半魚人たちとペットのワニ


 半魚人とワニは、ベニック北の洞窟から現われます。

 半魚人は数もおりますが、個々の能力もそれなりに優秀です。初期状況でマックスレベルのソルジャーに匹敵し、磨けばかなりのところまで成長します。水辺で戦闘力を失わないのが特徴ですが、草原や山岳ではあまり強くないという欠点はあります。魔術の火力にも弱いみたいです。

 半魚人の飼っているワニはそこそこ戦える(初期時点でレベル13あたりのソルジャーに相当。伸びしろもある)のですが、いかんせん動きが鈍いのと回復力が極端に低いという痛い欠点があります。

 水中を得意とする兵種には他にリザードマンが居ますが、少し育てた程度の半魚人でリザードマンとリザードのチームと戦うと、文字通り瞬殺されてしまいます。あまり強さを過信しないように。

 

 敵に回した場合は、まだ戦争の初期であることが多いだけに大変な騒ぎになるでしょう。個々の能力がかなりあるため、ソルジャークラスの兵士を用いてのぶつかり合いは危険になります。また、水中での戦闘力が高いので水辺のある地形で戦うのも危険です。どうにかして互角以上の数とファイターやランスクラスの兵士の質を動員し、平地で迎撃するべきです。

 なお、初期状況の半魚人チームと初期状況のアマゾネスチームがぶつかった場合、戦場にもよりますがほぼ確実にアマゾネスは負けます。これは、プレイヤーがユニット操作によって介入したとしてもほとんど崩れません。

 

 

ケンタウロスたち


 ケンタウロスは、ソルズベリーの西にある幾つかの洞窟に分かれて住んでいる種族で、そのうちでも気の荒い若者たちが2部隊ほどに固まって武器を取って出て来ます。実力的にはレベル9ソルジャーあたりに相当しますが、回復力が低い上に成長が頭打ちになりますので、残念ながら強いとは言い難いです。弓を持っているものたちの実力は更に心許なく(レベル7シューター相当)、前線での戦闘にはなかなか耐えられないでしょう。移動力の卓越などの条件があったら、また条件は別だったんでしょうが……。

 

 敵に回しても、ソルズベリーの砦に展開しているコンスタンティン卿の部隊ならあまり練成していない状態でも圧倒できるはずです。弓兵に気を付けつつ撃破していきましょう。

 
 
ドワーフたちとノームたち


 ドワーフとノームは、白兵戦能力に優れていることと心持ち飛び道具や魔法に強い性質を持っているため、平原戦闘や対飛び道具戦闘を得意としています。後々成長がやや頭打ちになるのですが、初期に配置されている時点で十分一線級レベルとして戦えます。ノームとドワーフはほとんど同じ資質を持っているのですが、ややノームは回復力が低い傾向があります。

 

 敵に回した場合は、互角以上の数と質を確保してぶつかりましょう。高レベルになれば、何とか撃退することができるはずです。攻撃的な特徴は無いので、まだ組し易い部類の敵です。

 

 

エルフ軍


 エルフ軍は、山岳防衛戦に優れた資質を持った軍です。キャメロット騎士にやや劣るとはいえエルフ槍兵もそれなり以上の戦力になるのですが、何と言ってもエルフ弓兵は素晴らしいです。エルフ弓兵は敵との激しい白兵戦にも耐え得る能力を持っており、ぜひ部隊に参入させたいユニットです。

 また、エルフと同盟するとエルフの同盟者であるバードマンとも同盟できる(戦闘ごとに一回バードマンを呼び出せるエルフの笛を譲渡される)のも大きな利点です。フルメンバーで現われるバードマンの正確な強さは不明ですが(恐らくレベル6〜8のファイター相当。キャメロット騎士団と戦わせると大変良い勝負をしますが、弓に弱いので注意)、バードマンは高速で飛び回る上に地形を無視できるため、ツボに嵌まると大変な戦闘力を発揮します。また、常に補充されるらしく、幾人か失っても次の戦いではまたフルメンバーで現われますので、先遣隊や撤退時の牽制に威力を見せます。

 同じ援軍を呼ぶということでは、ユーサー王の援軍であるキャメロット騎士団と並び立つ存在ですが、空を飛べるということと自分たちに有利なタイミングを計って確実に召喚できるという点でキャメロット騎士団より有利です。

 

 敵に回した場合は、なるべく開けた場所へ誘出して迎撃する必要があります。たとえ高レベルに達していても、能力増幅アイテムなどを持っていて素早く倒せる自信が無いのなら狭隘な地形でぶつかるのは止めましょう。下手をすると、敵と斬り合っているうちに雨のような矢に射竦められ恐ろしい勢いで兵士を失うことになるでしょう。

 また、エルフと共にバードマンが独立部隊としてエドウィン城から出撃してくるのも懸念材料です。彼らは飛び抜けて強いというわけではないのですが、空を飛ぶことで高速と地形無視の効果を得ており、遮蔽物の多い地形では厄介な連中です。また、撃滅したとしても再び補充されてゲーム終了まで出現し続けます。

 

 最後に、幽閉されているロバート王子について。

 この王子、まだ少年というだけあってHPは心許ないのですが、装備が大変良いのか攻撃力以外の数字は大変優れています。もしクラスチェンジがあったなら、ぜひ育ててみたい人材だったのですが。

 

 

キャメロット軍


 キャメロットの外征軍は、兵数と白兵戦能力にモノを言わせての平原戦闘に特化しています。初期に配置されているランス兵はすぐに成長が頭打ちになりますが、ナイトは即戦力として大きな期待がかけられますし、ソルジャーたちは後々ランスにクラスチェンジして大きく成長します。

 また、ユーサー王がやや傷付くと、50%の確率で後詰めのキャメロット騎士団が支援に出現します。キャメロット騎士団はフルメンバーの高レベルナイトの部隊らしく(正式な部隊籍が無いので正確な実力は不明)、これが現われると瞬く間に地域は制圧できてしまいます。しかも常に補充がなされているらしく、幾人かメンバーを失っても次回に出る時はまたフルメンバーになっています。

 

 敵に回した場合は、余程なレベルにならない限り彼らと開けた地形でぶつかるのは避けた方が賢明です。無傷でキャメロット軍を制しようとするなら、それこそ最高レベル近くまで鍛え上げた兵士たちで迎撃する必要があります。この場合ではユーサー王が傷付いてもキャメロット騎士団の支援が現われないのが、せめてもの救いです。

 では、そのキャメロット騎士団は何をしているのかと言うと、彼らは独立部隊として出撃してきます。彼らも上記の通り最高レベルの錬度を誇るフルメンバーの騎士団ですので、止めるには最高レベルの兵士たちを揃える必要があります。しかも、キャメロット騎士団は一回撃滅しただけで終わりになるのではなく、ゲームが終了するまで延々と補充メンバーが出撃し続けますので、非常に厄介です。

 

 全敵軍のうちでも最もカーディック城を陥落させる可能性が高いのは、キャメロット軍のキャメロット騎士団です。

 アマゾネスやエルフなどでは最高レベルのフルメンバーでも相討ちに近い勝負になるでしょう。この部隊を誰がが止めるかは、このゲームの難問の一つでもあります。

クョスコニョ    [1] 
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