【ソルズベリーの森の先遣隊】 ソルズベリーの森まで侵攻している部隊は、黒胴鎧の士官に率いられた緑ヘルメットのソルジャー10名とアーチャー9名で構成された強行偵察部隊のようなものです。 寝返ってくる兵士の質からして、ソルジャーのレベルは6、アーチャーのレベルは8あたりのようです。その実力からして、ドワーフ部隊とぶつかってはいないようです。 恐らくプレイヤーが最初に相手取ることになる部隊でしょう。コンスタンティン卿の部隊がすでにその北へ回り込んでいますので、彼の部隊で撃破すると面倒が無くて良いかと思われます。気を付けていれば死人を出すことも無いでしょう。さすがにリッチモンド伯の新兵でいきなりぶつかるのは危険ですが……。
【ソルズベリーの北の軽騎兵隊】 ソルズベリーの北には、オルニック軍の先遣隊とも言うべき軽騎兵隊が侵攻してきています。 騎兵ばかり20名で編成されている部隊ですが、どうもこの部隊はドワーフを蹴散らした部隊ではないようです。実力が無さ過ぎます。 結構速い速度で南へと侵攻してきますが、レベル10あたりまで育てればソルジャーでも十分対抗できるでしょう。掻き回されないうちに撃破してください。
【キャメロットの南の軽騎兵隊】 キャメロットの南には、オルニック軍の先遣隊とも言うべき軽騎兵隊が侵攻してきています。 騎兵ばかり20名で編成されている部隊ですが、どうもこの部隊はドワーフを蹴散らした部隊ではないようです。実力が無さ過ぎます。 結構速い速度で南へと侵攻してきますが、レベル10あたりまで育てればソルジャーでも十分対抗できるでしょう。掻き回されないうちに撃破してください。
【キャメロットに居る使節小隊】 キャメロットには、恐らく渉外役兼監視役として派遣されている部隊が存在します。 赤銅色の兵士5名(指揮官ははっきりしません)とランス5名という、やや小ぶりな編成ですが、赤銅色の兵士はこの段階でぶつかるには少々厳しい相手です。細心の注意を払って当たってください。指揮官が倒されると、レベル8あたりのランスたちはぽろぽろと寝返ってきます。 この部隊も、カーディック軍の活性化を知ると少しずつ南下してきます。他の部隊よりも移動は遅いようですが、まだ成長していない頃にぶつかると大変です。せめて戦場は選びましょう。
【レジンプの丘の部隊】 レジンプの丘には、初期においては守備隊として編成された弓兵主体の部隊と高速機動する同盟カラスの部隊が存在しています。 弓兵主体の部隊はランス兵を指揮官とする赤鎧に青い盾の兵士4名とアーマーシューター15名で構成された打たれ強い部隊で、アーマーシューターにもそれなりの白兵戦能力があります。彼らは移動せず、恐らくはドワーフの動向を警戒しているものと思われます。 カラスの部隊はカラス20匹によって構成されており、地形無視の効果で飛び回ります。この部隊は南に向かって移動するように命じられており、他の部隊より若干速い侵攻速度で向かってきます。動向には注意を払ったほうがいいでしょう。
【ルートンの林の部隊】 ルートンの林の部隊は、侵攻軍の新兵を集めて新編成した集団のようです。 橙と青の鎧を着けた士官が率いる19名の緑ヘルメットのソルジャーで構成された部隊です。ソルジャーたちのレベルは10で、まだまだ修業が足りないです。また根性も据わっていませんので、士官が殺されると大量に寝返ったり逃げ出したりします。 味方と連携を取って前進してきますので、単独で存在しているところを捕まえると大量の兵士補充が出来て具合が良いです。健闘を祈ります。
【ノーフォークの村の部隊】 ノーフォークの村の部隊は、侵攻軍の中核を成すと言っても良い重装歩兵隊です。 橙と青の鎧を着けた士官に率いられたランス17名とソルジャー2名によって構成されており、正面からの叩き合いに強いです。弓矢にも弱くない模様ですので、こちらも正攻法で当たる必要があります。わずかにソルジャー2名の部分には隙がありますので、その小さな隙から突破口を開くと良いでしょう。 味方と連携して南下する、なかなかの部隊です。不用意に当たると大量の損失が出る恐れがあります。
【サンリスの山道の部隊】 サンリスの山道の部隊は、侵攻軍としてはやや搦め手向きの部隊です。恐らく側面防護のための部隊なのでしょう。 黒胴鎧の士官の率いるランス10名とシューター9名の部隊で、なかなかバランスの取れた部隊です。広く展開できない地形の場所で戦うとかなりの損耗を出す恐れがあります。ただ、シューターが打たれ弱いので展開しての叩き合いには不安を残しているようです。 味方と一緒に、ゆっくりと南下してきます。
【ルートンの草原の部隊】 ルートンの草原には、カーディック侵攻軍の中核でも最後尾、瓶の蓋のような位置となる部隊が控えています。 橙と青の鎧に身を固めた士官に率いられたランス19名の守り固い部隊が、その他の侵攻部隊と連携を取りつつカーディックの方向に下っていきます。気を入れてかかりましょう。
【ノーフォークの森の部隊】 ノーフォークの森には、敵のカーディック侵攻部隊の後詰めとも言うべき部隊が存在します。 敵の橙と青備えの士官に率いられたランス19名の部隊です。さすがにこのあたりまで来ると敵にも歯応えがあります。 彼らは、味方の部隊と連携を取りつつカーディックに向かって前進してきます。
【サンリスの塔の部隊】 サンリスの谷には、カラス20匹からなる集団が常時たむろして、この塔に近付くものを見張っています。 キャメロット王の部隊が南部連合かオルニック軍のどちらにつくにしても、キャメロット軍が行動を開始すると彼らは王子を殺害し、カーディック侵攻軍の戦列に加わるため南下を開始します。 このカラスどもがエルフの王子を拉致した工作員なのでしょう。 情けは無用です。叩き落してください。
【リッチモンドの谷の部隊】 リッチモンドの谷には、柔軟性のある敵が待ち構えています。 待ち構える敵の基幹要員は指揮を執る黒胴鎧の士官と金色の兵士4名で、これに状況によってソルジャーとシューターが計15名居ます。どうも度々編成を入れ替えているらしく、さっきシューターが6名いたのに次の戦いではソルジャーばかりということも多々あります。 また、この部隊の金色の兵士4人のうち1人は雪の結晶というアイテムを装備していて、こちらに対して貫通力のある氷の刃を投げて攻撃してきます。 厄介な連中ですので、用心してください。
【南北ベニック周辺の部隊】 ベニック周辺の敵はひとまとめにして語ることにします。 初期状況ではベニックの南北にはリザードマン部隊が、ベニック湖沼ではリザードの部隊が、それぞれ存在しています。 彼らはリザードマン部隊ではリザードマン10名リザード10匹、リザード単独の部隊ではリザード20匹がそれぞれ存在し、時間が経つとカーディックめがけて進撃してきます。 いずれもとんでもない強さを誇ります。平原でも低レベルのファイターでは勝負にならないでしょう。特に水辺では強いですので要注意です。
【ルートンの山道の敵】 ルートンの山道には、初期状況でカラスの集団が住み付いています。 カラスは集団で敵に突撃をかけてくる地形無視の能力を持った敵で、逃げ足も早いです。初期に編成された時点で20匹存在し、カーディックの方角に移動します。 他の部隊よりも移動速度が若干速く、気を付けていないと重要策源地に突入されているかもしれません。動向には注意を払ってください。
【ルートンの丘の守備隊】 ルートンの丘は、2部隊が常駐して防衛に当たっています。 黒胴鎧を着た士官に率いられ赤鎧の兵士とランス10名を擁する部隊と、ガード8名とアーマーシューター10名を擁する兵士です。この他に土地固有のモンスターも敵と共同して攻めて来ますので、事実上3部隊との戦いとなります。 どの部隊も強く、ここでの会戦がこのファーストクイーン物語における山場の一つです。凄まじい死闘になるでしょう。心して当たってください。
【リッチモンドの崖の部隊】 リッチモンドの崖を占拠している、アーマーシューターのみの部隊です。 アーマーシューター20名で構成され、リッチモンドの村へ入ろうとする敵に対して矢の雨を降らせてきます。 高台ではこちらの矢玉はなかなか届きそうにないので、何とか敵と白兵戦することが必要になってきます。あちこちにヒントがありますので、有効に使いましょう。 彼らは移動しません。明確にリッチモンドの村への回廊を封鎖するという任務を帯びているものと思われます。
【サラスの山道の部隊】 サラスの山道を経由するオルニック本領との連絡路を閉鎖する任務を帯びた、最精鋭弓兵部隊です。 指揮官の金色の兵士4名を除けば全員がアーマーシューターで構成されており、近付く敵に対して猛烈な射撃戦をしかけてきます。サラスの山道の橋は落とされており、正面から彼らに近づくことは出来ません。しかし、彼らを排除しない限り、サラスの雪山に橋は架けられないのです。 この厄介な兵士たちを取り除き橋を架ける方法については、また別の箇所で詳述します。正攻法から奇襲まで、様々なやり方があるのです。 なお、この物語を解くのに、この山道の敵を必ずしも排除する必要はないということは言っておきます。
【オルニックの谷の部隊】 オルニック平原とオルニック城に続く谷を守るために配備された、常駐の兵士たちです。 指揮官は黒胴の鎧を着た敵士官で、ランス10名とアーマーシューター9名を従えています。 さすがにオルニック本領を守る部隊だけあって大変な強さですが、しかし後詰めが居ないのでどうしても兵数不足の感は否めません。最精鋭でぶつかれば、さほど苦労する敵ではないと思われます。オルニック平原(決戦場)へ踏み込むためのウォームアップだと思ってください。逆にここで彼らに勝っても兵を失うようなことがあるなら、その部隊でオルニック平原に踏み込むのは自殺行為であることもここに記しておきます。
【オルニック城正面の部隊】 味方の部隊がほとんど出払った後のオルニック城を守る、弓兵主体の部隊です。 ガード4名、金色の兵士4名、アーマーシューター10名という構成で、リッチモンド伯率いる部隊に阻止戦闘をしかけてきます。 オルニック城の正面はやはり弓兵に適した地形で、城に近寄ると降って来る矢に悩まされることになります。それをくぐり抜けて白兵戦の出来る距離まで近寄っても、狭い通路でガードや兵士に阻止されて敵の浴びせる矢に傷つくことでしょう。 彼らの居る地点が、女王キャサリンへの最終関門を守る最後の難関と言えます。注意して戦ってください。
【書庫で待ち伏せしている部隊と玉座の間の前広場の部隊】 オルニック城の玉座の間の前広場と、そこを開けるための鍵を保存している奥の部屋を守っている二つの部隊です。 プレイヤーが出遭う、最後の白兵戦兵士集団の一つです。 共にガード10名と赤銅色の兵士10名によって構成され、リッチモンド伯率いる部隊に突撃をかけてきます。 十分な強さを持っているのですが、ガード8名がやや戦力の穴になっています。ガードが圧倒されてその次に赤銅色の兵士が一対他の戦いを強いられて倒されるというパターンが本当に良くあります。 ここまで来た兵士たちが恐れる相手ではないでしょう。
【女王キャサリンとその直衛部隊】 オルニックの女王キャサリンと、その直衛部隊10名です。 直衛部隊は選りすぐりのアーマーシューターで、プレイヤーに対して最後の抵抗を行ってきます。プレイヤーが玉座の間に入ると同時に全員で突撃をかけてくるようです。確かに非常に強いですが、同じ選りすぐりならリッチモンド揮下の兵士たちの敵ではありません。 女王キャサリンは王座の周りをうろうろしており、リッチモンド伯を見つけると吶喊してきます。恐らく最も装甲の固い敵兵種なのでしょうが、攻撃力はさほどでも無いようです。囲んでつつき倒してやりましょう。
【大魔女ガロア】 オルニックの女王を唆し操っていた女魔術師です。単独で登場します。 時空を歪曲させる大技を持っており、女王キャサリンを倒したリッチモンド伯の部隊を密室(恐らくは本城とは別の棟)に呼びこんで滅殺しようとします。 戦闘に入ると分け身の術を使い、本体含めて9人の自分でリッチモンド伯の部隊に襲い掛かります。 戦闘能力はさすが最後の人間型敵だけあって最強クラスに属しますが、いかんせん数が少な過ぎます。ここまで辿り着いた歴戦の勇士達の前には抵抗できないでしょう。なお、本体だけはHPが高く、結局最後まで生き残ることになります。 そして、この敵を倒すといよいよ最後に……。
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