ここでは、オルニック軍を構成しているユニットたちの個々の特徴を大まかに述べて行きます。
【魔女】
プレイヤーの前に最後に立ちはだかる大魔女ガロアのクラスです。また、途中で味方を助けるために過去の世界からアイテムを渡しに現われる魔女(恐らくFQ4のカーラと思われます)のクラスでもあります。その姿は濃い紺のマントをタイトに纏った性別不詳に見える痩せた人間です。
大魔女ガロアは全兵士中でもトップクラスの固さを誇るユニットです。正体はまた別にあるのですが……。
【女王】
女王キャサリンだけのクラスです。豪華なマントを羽織り扇子とも王錫とも見えるものを手に持っています。
全兵士中でもトップクラスの固さを持ちますが、攻撃力はさほど無いようです。
【黒胴鎧の士官】
各地でオルニック軍の指揮を執る、黒い胴丸鎧と赤マントと黒い角付きヘルメットを着け手には盾と剣を持った士官です。
実力的には中堅のナイトとほぼ互角というレベルのようです。ただ、ウソみたいに分厚い装甲を持っていますので、大きな打撃力を持った兵士を差し向けないとなかなか倒れてくれません。注意してください。
【橙と青い鎧の士官】
オルニック軍中核部隊の指揮を執る、橙と青で彩られた鎧を着用しホームベース形の盾と剣を持った士官です。ごく稀に最精鋭部隊の構成員として集団を形成することがあります。
実力的には9レベルカーディック軍ナイトに相当するくらいでしょうか。やや弓に弱いような気がします。
【金色の兵士】
オルニック軍最精鋭の兵士です。金色の全身鎧を装備し、青い盾ととても長い剣を持っています。数名の集団で部隊の基幹要員となっていることが多いですが、たまに特別な指揮技能を要しない防衛部隊の指揮官をしていることがあります。
全体的に高い能力を持った兵士たちで、特にその防御力は折り紙付きです。弓にもやや強く、また魔法は全く通用しないようです。
その能力と立場に誇りを持っているためか決して降伏しません。
【赤色の兵士】
これもオルニック精鋭兵士です。赤銅色の全身鎧を着け、兜には二本のロングホーンが付いています。手に持つのは青い盾と長剣です。小部隊の基幹要員として数名の集団を形成していることがほとんどです。
彼らもまた全体的に高い能力を持った兵士たちです。金色の兵士たちと比べるとやや攻撃力を削り防御力を加えたような傾向があります。弓にもやや強いのは一緒です。彼らも、オルニック精鋭の誇りにかけて決して降伏してくれません。
【アーマーシューター】
オルニック軍の基幹を形成する、精鋭弓兵です。緑の全身鎧とギリシア式のヘルメットと緑のマントを纏い、手には長弓を持っています。最重要地域や人物の防衛警護に当たっていることがほとんどです。彼らもそれなりの指揮能力があるらしく、指揮官が居なくなると算を乱すようなヘタレた者はほとんど居ません。
矢を射てくる能力自体も厄介ですが、それなり以上の白兵戦能力を持っており、注意が必要です。何故かサラスの山道を警備しているアーマーシューターはレベルが高いらしく、どうかするとマックスレベルまで育てたカーディック軍ファイターが一対一で叩き負けることがあります。彼らは特に要注意です。
なお、彼らも決して降伏しようとはしません。
【ランス】
ロクリス島の統一装備(多分武器商人ロレンスの売った装備でしょう)を着けている槍を持った重装歩兵です。精鋭部隊の一翼を成していることがほとんどですが、ただ一人レジンプの丘を守備する部隊長に抜擢されているランスが居ます。
装備は使いこなしていますが士気がやや低く、味方の士官が倒されると場合によっては逃走したり降伏したりしてきます。ついでながらHPもやや低い傾向があります(レベル12で145あるものは稀。大抵レベル8で120、レベル10で130あるかどうか)。
【シューター】
何処にでもあるような服と頭巾を着て、弓を持っただけの下級軽装兵士たちです。散兵主体の戦闘が予想される部隊や先遣隊の構成員をしています。
士気が低く、敵と接触しようとしません。常に遠くから矢を射掛けようとします(味方シューターと同じです)。指揮官が倒されると逃走したり降伏したりすることもあります。
彼らをカーディック軍内で育てると、アーマーシューターにクラスチェンジします。その際の装備はカーディック軍の制式装備です。
【ソルジャー】
緑色のヘルメットと服を着て、盾と長い曲刀を持った下級兵士です。
オルニック軍の新米兵士(レベル5でHP80あたり。レベル11でHP115くらい)で、指揮官が倒されると最も逃走や降伏の可能性が高い兵種でもあります。
彼らをカーディック軍内で育てると、ファイターにクラスチェンジします。その際の装備はカーディックの標準装備です。
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