コンスタンティン卿は、南国カーディックに唯一残されたまともな武将です。
カーディックの国境警備部隊が壊滅した後、城に残ったなけなしの精鋭部隊を率いてソルズベリーまで進出していました。そこで指揮権がリッチモンド伯に委譲されて後は、リッチモンド伯の下に立って戦い続けました。この人の偉いのは、全くの余所者であるリッチモンド伯の指揮権をあっさり認めその下に立つことを厭わなかった点です。この人の協力と恭順を得て、リッチモンド伯は南部連合総指揮官となる正統性を身に付けていく事になります。
このTPOをわきまえていた人のコーエー数値化です。
【統率】57(指揮官としては可も無く不可も無く)
【武力】59(戦術指揮官としては秀逸。ただし個人戦闘能力は当代に騎士叙勲を受けた者の中では最弱だったらしい。冗談でも弱いとは言いませんが)
【知力】76(自分の行動如何で南部連合の結束力が変わることを知り、最善の行動をしました。しかもさりげない戦域移動や兵士評価作業でカーディック部隊を戦闘の渦中から遠ざけ、後のロクリス統一のための戦力を維持。ペリーズ王の指示かもしれませんが、それを十全にこなした彼の知力は賞賛されてしかるべきです)
【政治】74(カーディック武将ではなく南部連合の一員としての行動を演じきりました。役者の能力十分。謀略的行動には縁が無いように見えますが……)
【魅力】?(不詳。指揮官としての下限ぎりぎりはあったようですが)
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