ロト王は、国替えでエドウィン国に移動したエルフ族の当代の王です。はるか昔にアレス王と肩を並べて戦った、エルフ王エルサイスの子孫です。
オルニックがリッチモンドを滅ぼした頃よりオルニックに対して非好意的であったのですが、オルニックの特殊部隊に王子を拉致監禁されてしまい、切歯扼腕しつつ事態を見詰めていました。王子の命さえ何とかなるならば、単独ででもオルニックに戦闘を仕掛けそうな雰囲気だったようです。
ただ、この戦乱においても領土拡大の野望は持たず、自分たちの領土が安堵されればそれで良いとしていた節があります。もしこの王が覇権を求めて独自行動をとっていたら、この戦乱はもう一波瀾あったことでしょう。
この王のコーエー数値化は、だいたいこのようなものでしょう。
【統率】74(継戦能力が強い部隊を常備し、さらに同盟国兵士を使って高速機動部隊を整備しています)
【武力】70(個人的能力もさることながら、ゲリラ部隊の運用に優れていました。この王が積極的領土拡張政策を取らなかったのは、カーディックにとって幸運でした)
【知力】?(未詳。ただ一つ、子煩悩に過ぎて周囲が見えなくなることがあったというマイナス要素はありました)
【政治】53(内政は十分合格点。ただ機先を制され近隣と連携できない外交下手は減点要素)
【魅力】65(それまで存在していたエルフ王家への尊崇の念を存続させる程度の器量はあったようです。第三国の民衆たちの評価はユーサー王より上だったようです)
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