女王キャサリンにはるか昔の「ファーストクイーン4」時代の予言を吹き込んで、ロクリス島統一の野望を育ませた幕僚です。
実は、はるか昔からこの世界に生きてきた人物で、神とも邪神とも呼ばれていた時代もあったようです。かつて古代の君主アレス王と激しい戦いを演じたこともあります。
本当の姿は巨大なマンティコアのような姿をしており、上つ世の武器や人間ならともかくとしてこの時代の人間に歯が立つような生き物ではありません。倒すには破壊をもたらす強力なアイテムの助けが必要になります。
性別は雌であるようですが、人間としての姿は男女どちらにもとれるようです(FQ4では壮年の男魔道士の姿でした。FQ3にも出ているそうです)。
竜と仲良くする才能があるらしく、かつてはあちこちで竜を使って戦っていました。この物語の時代では竜がほとんど居ませんので、不本意ながらカラスを使って戦っています。
争乱や動乱によって流される血や失われる命が生命の糧だとのことで、そういう世界を求めて世の中を騒がせています。
正伝では、リッチモンド伯の部隊が持っていたアイテムの爆発攻撃を受け、リッチモンド伯の部隊と共に砕け散ったということにされています。が、これまでも幾度も死んでいるはずの状況を切り抜けた大魔女、果たして本当に死んだのかどうか…?
さて、それではこの大魔女のコーエー数値化です。
【統率】?(かつても今も、統率力を使って何かをする事は無いようです。彼女はトップではなく裏で仕切る黒幕的な人物です)
【武力】60(戦の何たるかを知っているようには見えません。個人の能力が卓越しており、個の力で押せていたからでしょう。しかし、如何に上つ世から生き抜いた彼女といえど、戦術や戦略の圧倒的劣勢を個の能力で覆すほどの力はありませんでした……)
【知力】74(グランドデザインを考える能力はかなりのものがあります。ただ、最終目標が「争乱の世を演出する」ですので、それが他人に共感されることはまずありません。孤独に作業を進める必要性が、彼女の計画にひびを入れていくことになります)
【政治】43(油断なのか耄碌なのか、かつてあった外交の技量は失われてしまっています。謀略工作の腕はまだそれなりにはあります。また、内政に意識を注ぐ人物ではないようです)
【魅力】45(特にそういう人を惹きつける能力は持っていないようです)
|