完敗。1−3。
今日の試合は、石川にさんざん突き破られた末の惨敗ともいえる内容でした。
最初見ていた時には、各選手とも「やる気の空回り」していると思いましたが、失点して後の意気消沈とその後の醜態には、もはや言葉もありません。
それにしても、今頃になって2001年当時のことを、こんなに鮮明に思い出すことになろうとは。
あの悪い夢のようだった日々、「まさか、そんなことがあるわけが無い」と、一体何度思ったことでしょう。 今日の清水の試合を見て脳裏に蘇る、一昨年の福岡降格時の絶望。 そして、1999年の浦和の降格時の驚愕。
一昨年、残留争いする福岡に致命的な一閃を見舞ったのは、清水と磐田という静岡のニ大名門チームでした。いまでも、彼らに敗北した時のことは、つぶさに思い出すことが出来ます。 磐田もそうでしたが、あの時の清水は強かった。J1強豪とはどういうものか、あの時に肌で感じたと自分は思っています。
あの時、福岡を見続けて思った「まさか、そんな」を、まさかまさか清水の試合を見て感じることになるとは。 清水の首脳部やフロントは、今の状況をどう捉えているのでしょうか? 「嘘だろう、冗談だろう」と笑って言い続けているうちに降格したクラブなぞ、世界サッカー史においてはむしろありふれた現象です。 彼らはまさか、もう残留したつもりになって、来期の計画を練っているのではありますまいな……? もう、あんな「まさか、そんな」を、自分が贔屓しているチームで見たくなんか無いのに。
仙台と京都が20、大分23、神戸26、そして清水30。 清水に残る試合はあと4試合。柏、浦和、C大阪、名古屋。 楽に勝ち点取れるチームなど、J1の何処にもありはしない。 早く残留確定して安心できる日を、切にお願いしたい。
|